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【コラム| 道 vol.1】横浜/アメリカ山公園の”はちみつ”から考える生物多様性保全

【コラム| 道 vol.1】横浜/アメリカ山公園の”はちみつ”から考える生物多様性保全

物理学者のアルベルト・アインシュタインはこんな言葉を残していると言われています。

 「もし、蜂が地球上からいなくなると、人間は4年以上生きられない」

 

蜂がいなくなると、受粉ができなくなり、植物がなくなる。

そうなると、植物の光合成によって酸素が供給されず、

人間は野菜から必要な栄養分を摂取することもできなくなる。

 

国際連合食糧農業機関(FAOによると、

花粉を媒介する動物が絶滅する速さは100~1000倍になっており

花粉を媒介する無脊椎動物の約40% 特に蜂とチョウは

世界で絶滅の危機に瀕していると言われています。

 

 

蜂は、世界食糧の約1/3、全作物種数の約7割の受粉を、

支えていると言われますが、

そんな極めて大恩のある蜂が今、苦しんでいます。

 生息地の森林減少、気候変動、寄生虫、

そして最も大きい原因とされる田畑へ撒く農薬などが原因です。

 

日本国内のレッドデータによると、

現在多くの蜂は準絶滅危惧種となっています。

 

蜜蜂の保全を訴える団体も各地に増えてきています。

 

私たちhaishopがある横浜 みなとみらいのすぐ近く

みなとみらい線「元町・中華街」駅の駅舎上部と隣接する丘陵地が

一体的に整備された全国初の立体都市公園 アメリカ山公園。

バラをはじめとした様々な植物が楽しめ園内は

全ての植物管理は農薬不使用でスタッフの方が

お世話される素晴らしい公園です。

 

ここでは、2013年より、公園の管理運営を手掛けられる

西武造園株式会社と横浜緑地株式会社のスタッフの皆さんが

セイヨウミツバチを飼育されています。

 

観察イベントの開催や、採蜜したはちみつによる商品開発など

地域連携を進める取り組み「はち育® 」を実施しています。

蜜蜂の行動範囲は半径約23kmであり

その範囲の中に咲いている花から蜜を集めます。 

 

蜜蜂からいただいた恵みを大切に

はちみつをはじめ、コーヒーシロップやキャンディー、石鹸などの

商品を展開しており、地元の方々にもとても愛されています。

 

アメリカ山公園のはちみつは、

季節のお花の受粉を手伝ってできたものなので

春に採蜜したはちみつはお花の香りが強く

夏に採蜜したはちみつはスパイシーな香りと

はちみつからも季節を感じることができます。

 

この美味しいはちみつもいただけることは当たり前ではなく、

蜜蜂たちが一生懸命に受粉を手伝ってくれたから

できたありがたいもの。

 

蜜蜂たちがいなくなってしまうと

美味しくいただいているはちみつだけでなく

日頃、私たちが生きている中でいただく、

フルーツやお野菜もなくなってしまいます。

 

蜜蜂だけでなく、たくさんの虫や植物や動物

そして 私たち人間とみんなが共存できる世界を作るために、

今、私たち個々人ができることはなんでしょうか。

 

・農薬を使わないで育てられたお野菜を買うこと

・ゴミをできる限り出さないようにすること

・電気をこまめに消すこと

・地元のお野菜を買うこと

・食べ残しをしないこと

 

どんな小さなことでも、行動することで大きく未来が変わります。

今、あなたが出来ることはなんでしょうか。

 

人間だけの地球ではありません。

生かされているこの大地、植物、ここで生きる全ての生物が

幸せに暮らせる社会をみんなで作っていきたいですね。

 

はち育® のお取組みの詳細はこちら

 

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